レッズ、イグレシアスと契約延長 セーブ成功率89%の守護神に3年総額27億円
2018/11/22
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シンシナティ・レッズは21日(日本時間22日)、クローザーのライセル・イグレシアス投手との契約延長に合意したと発表した。
イグレシアスは2014年にレッズと7年契約を締結。だが、年俸調停の権利を得た際には、契約を破棄できるオプションを持っていた。そして、調停の権利を得た今季、イグレシアスの動向が注目されていた。
米公式サイト『MLB.com』によると、レッズはイグレシアスとの年俸調停を避け、3年総額2410万ドル(約27億2000万円)で契約を延長することで合意した。
イグレシアスは「私を信頼してくれているレッズに感謝している。シンシナティは第二の故郷」とコメントした。
2015年に先発投手としてメジャーデビューしたイグレシアス。2年目の途中からクローザーを任され、最速100マイル(約161キロ)の速球を武器に守護神として定着した。メジャー4年目の今季は、2勝5敗30セーブ、防御率2.38とキャリアハイの数字を残している。
メジャー通算成績は、4年間で184試合に登板し、11勝17敗、64セーブ(72機会)、7ホールド、防御率2.97。セーブ成功率は約89パーセントを誇り、守護神として、ベンチから絶大な信頼を得ていた。