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ツインズ、通算209発のゴールドシュミット獲得に興味 マウアー引退で“空席”の一塁補強か

2018/11/25

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メジャー屈指の強打者、来オフに6年契約終了

 アリゾナ・ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミット内野手について、ミネソタ・ツインズが獲得に興味を示していることが24日(日本時間25日)、分かった。米メディア『CBSスポーツ』が報じている。
 
 今季のダイヤモンドバックスは、平野佳寿投手を擁しながら8月までナショナル・リーグ西地区で首位争いをしていたものの、9月に7勝19敗と急失速。2011年以来の地区優勝を逃した。同サイトによると「この結果を受けてチームは再建を検討している」として、「正一塁手のゴールドシュミットについてのオファーを聞いている」と報じている。
 
 また、米公式サイト『MLB.com』のジョン・モロシ記者によれば、「ツインズがゴールドシュミットとのトレードについて予備的な交渉を行っている」としたが、「最近その話は進んでいない」と報じており、実現の可能性は現在のところ低そうだ。しかし、ツインズは今季まで主に一塁を守っていたジョー・マウアー内野手が引退を発表したことで、その位置は“空席”の状態。ここ4年で計126本塁打、408打点、打率.301と活躍を続けるゴールドシュミットを獲得すれば、これ以上ない補強となる。
 
 現在31歳のゴールドシュミットは、メジャー8年間で打率.297、209本塁打、710打点、124盗塁、出塁率.398、長打率.532の成績を残し、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞はともに3度受賞。オールスター選出は6度を誇る現役最高の選手の1人だ。来オフに6年4455万ドル(約49億円)の契約が切れ、それ以降は年俸の高騰が予想されることから、その前にトレードで移籍する可能性は十分にあり得る。
 
 今季アメリカン・リーグ中地区2位ながら勝率5割に届かなかったツインズが、マウアーの後釜としてゴールドシュミットを獲得し、ダイヤモンドバックスも再建へ向けて大きな舵を切るのか。同サイトは、「いずれにしても、メジャーを代表する選手を巡って、ダイヤモンドバックスには今後多くの関心が寄せられることになるだろう」としている。



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