ブレーブス、来季へ向け大補強敢行! 2015年MVPドナルドソンと元正捕手マッキャン獲得
2018/11/27
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■ともに1年契約、若手とベテランの融合に期待
アトランタ・ブレーブスが、ジョシュ・ドナルドソン内野手とブライアン・マッキャン捕手をともに1年契約で獲得したと発表した。米公式サイト『MLB.com』が26日(日本時間27日)、報じた。
今季地区優勝を果たした強豪が、来季の世界一に向けて大補強に動いた。
ドナルドソンは攻守揃った三塁手。2010年にオークランド・アスレチックスで捕手としてメジャーデビューすると、3年目となった2013年には三塁手に転向し、持ち前の長打力と強肩を活かした守備で活躍。トロント・ブルージェイズに移籍した2015年にはMVPに輝いた。今季はシーズン途中でクリーブランド・インディアンスに移籍したが、怪我などもあり52試合の出場で打率.246、8本塁打、23打点の成績だった。
マッキャンは、2005年にブレーブスでメジャーデビューを果たした捕手。2013年以来5年ぶりのブレーブス復帰となった。2006年から2017年まで12シーズン連続で2桁本塁打を記録した長打力と高い守備力が武器で、チームをまとめるリーダーシップも持ち合わせている。さらに昨季はヒューストン・アストロズを初の世界一に導く活躍をみせるなど、ポストシーズンでの経験も豊富。しかし今季は63試合の出場で打率.212、7本塁打、23打点の成績に終わっており、巻き返しに期待がかかる。
ドナルドソンとマッキャンは今季オフにFAになっていたところをブレーブスが獲得。それぞれ32歳、34歳という年齢もあることから両選手とも1年契約となっている。
ブレーブスは、ナショナル・リーグ新人王に輝いたロナルド・アクーニャJr.外野手やオジー・アルビーズ内野手らメジャーデビュー間もない選手たちの活躍で今季5年ぶりの地区優勝を果たしたが、地区シリーズで敗退していた。ベテラン2人の加入が起爆剤となり、来季はさらなる高みを目指す。