メッツ、ベンチコーチにリグルマン氏が就任 監督歴13シーズンと経験豊富な66歳
2018/11/28
Getty Images
今季は4月からレッズ監督代行を務める
ニューヨーク・メッツは26日(日本時間27日)、今季シンシナティ・レッズで監督代行を務めていたジム・リグルマン氏がベンチコーチに就任したことを発表した。
現在66歳のリグルマン氏は、マイナーリーグ4球団の監督を経て、1992年にサンディエゴ・パドレスの監督に就任。その後もシカゴ・カブス、シアトル・マリナーズ、ワシントン・ナショナルズの監督を務めた。そして、今季は2015年から務めているレッズの三塁コーチとして開幕を迎えたが、4月のブライアン・プライス監督の解任に伴い監督代行に就任していた。
米公式サイト『MLB.com』によると、計13シーズンにわたりメジャーリーグの監督を務めてきたリグルマン氏は「メッツのコーチングスタッフに加わることができて興奮している。このチームは多くの可能性を秘めていると思う」と新たなる挑戦に意欲を示した。
また、メッツのミッキー・キャラウェイ監督は「ジムの知識を傍に持つことに興奮している」と話し、「彼は私とコーチングスタッフ全員にとって素晴らしい資源になる」とリグルマン氏の役割について期待を語っている。
メッツは今季77勝85敗(勝率.475)でナショナル・リーグ東地区4位となり、2016年以来となるポストシーズン進出は叶わなかった。チーム防御率はリーグ10位の4.07、チーム打率はリーグ14位となる.2344と振るわず、来季へ向けて投打ともに立て直す必要があるだけに、リグルマン氏の招聘によって変化がもたらされるか注目だ。