マリナーズ、カノーがメッツへ移籍間近か セーブ王のディアズとともに2対5の大型トレード実現へ
2018/12/01
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■メッツ側は球団若手有望株ランク3、4位を放出と報道
シアトル・マリナーズのロビンソン・カノー内野手が、ニューヨーク・メッツへトレード間近だと、米公式サイト『MLB.com』で30日(日本時間12月1日)に報じられた。
カノーが再びニューヨークに戻る可能性が高まってきた。
同サイトによるとトレードは既に合意間近で、カノーは抑えのエドウィン・ディアズ投手とともにトレードされ、メッツ側はジェイ・ブルース外野手、アンソニー・スウォーザック投手、ガーソン・バティスタ投手、ジャレッド・ケレニック外野手、ジャスティン・ダン投手の5選手をマリナーズに放出するという。
中でも、19歳のケレニックはルーキーリーグで56試合に出場して打率.286、6本塁打、42打点、15盗塁。23歳のダンはA+と2Aで8勝8敗、防御率3.59の成績を残しており、それぞれ球団の若手有望選手ランキングで3位、4位に輝いている将来のスター候補だ。
カノーはニューヨーク・ヤンキースで2005年にメジャーデビューし、2014年にFAでマリナーズに移籍。長打力に確実性を備えた打撃と軽快な守備で球界屈指の二塁手として活躍している。またカノーとともにトレードされる可能性があるディアズは、今季57セーブ、防御率1.96の成績でア・リーグのセーブ王に輝いており、マリナーズは若手選手でのチーム再建に向け“本気”を見せている。
メッツは、今季77勝85敗でナショナル・リーグ東地区4位。チーム打率と救援防御率はともにリーグ14位と低迷していた。そのためカノーとディアズが加わればチームの弱点解消に大きく前進する。実現すれば両者にとって価値のあるトレードとなりそうだ。