カブス、遊撃手ラッセルと再契約 DVで来季40試合出場停止も…GM「サポートする」
2018/12/01
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2016年世界一メンバーながら近年は苦難の連続
シカゴ・カブスは30日(日本時間12月1日)、アディソン・ラッセル内野手と来季の契約を結んだことを発表した。米メディア『FOX SPORTS』が伝えている。
ラッセルは24歳の遊撃手。2015年にメジャーデビューすると、パンチ力のある打撃と卓越した守備でブレイク。翌2016年も成績を伸ばし球団108年ぶりの世界一に大きく貢献した。
そのまま一気にスター選手へなると思われたが、2017年には成績が下降。復活を目指した今季も堅守は健在ながら、打撃は130試合の出場で打率.250、5本塁打、38打点の成績に終わっていた。さらに元妻にインスタグラムで浮気や家庭内暴力(DV)を告発されると、10月にMLB機構から40試合の出場停止処分を下され、最悪の形でシーズン終了を迎えてしまった。
カブス追放の声も大きかったが、同メディアによるとカブスのセオ・エプスティーンGMは「彼が自身の問題について取り組み続ける限り、我々もサポートをしていく」とコメントし、ラッセルを支えていく示した。
苦難続きのスター候補は、復活し再ブレイクを飾ることができるだろうか。