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先発投手の補強必須のヤンキース、今季11勝の右腕放出へ 少なくとも11球団が獲得に興味

2018/12/02

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メジャー6年で4度の2桁勝利も…GMは各球団と対話進める

 ニューヨーク・ヤンキースで今季11勝を挙げたソニー・グレイ投手について、少なくとも11球団が獲得へ動いていることが分かった。1日(日本時間2日)、米メディア『Sporting News』が伝えている。
 
 現在29歳のグレイは、昨季2017年の途中にオークランド・アスレチックスからヤンキースに移籍。今季は1度も故障者リストに入ることなくシーズンを過ごし、30試合に登板(23先発)して11勝9敗、防御率4.90の成績を残した。
 
 記事に「グレイは来季ヤンキースのユニフォームを着る予定はない」とタイトルを付けた同サイトによれば、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは11月初旬に「チームはグレイを移籍させようとしている」と話しており、地元紙『ニューヨーク・ポスト』の取材に対して「我々と各球団の必要に応じて、たくさんの興味深い対話をしてきた」とコメントしていることも紹介した。
 
 その上で、グレイの獲得へ向けて調査を行っているチームが「シンシナティ・レッズ、サンディエゴ・パドレス、ミルウォーキー・ブリュワーズ、テキサス・レンジャーズ、アトランタ・ブレーブスなど少なくとも11球団ある」と伝え、メジャー6年間で4度の2桁勝利を含む通算59勝を挙げた右腕に多くの注目が集まっていることを示した。
 
 ヤンキースは、今オフにシアトル・マリナーズから左腕のジェームズ・パクストン投手を補強したが、それでも先発ローテーションが確約されているとされるのは田中将大投手、ルイス・セベリーノ投手を含めて3人。再契約したC.C.サバシア投手を入れても4人しかおらず、先発投手を補強することが必須となっている状況下でグレイを放出となれば、グレイより強力な先発を2人以上補強しなければならないという大きなハードルが生まれることになる。



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