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4年連続最下位のレッズ、イ軍クルーバー&バウアーに興味 “ライバル”多数も獲得なら躍進必至

2018/12/05

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実績あるグレイ、カイケル、ハップの獲得にも動く

 シンシナティ・レッズが、インディアンスのコーリー・クルーバー投手とトレバー・バウアー投手の獲得に興味を示していることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 レッズは、今季チーム防御率がナショナル・リーグ15チーム中14位の4.63。2桁勝利を挙げたのが10勝のルイス・カスティーヨ投手のみの先発投手陣に限ると同14位の5.02に落ち込む。
 
 そこで、同サイトのジョン・ポール・モロシ記者が「クルーバーとバウアーの獲得に興味を持っている」と報告した。今季3年連続18勝以上となる20勝を挙げ過去2度のサイ・ヤング賞を受賞したクルーバーと、今季12勝を挙げて4年連続2桁勝利としているバウアーを獲得となれば確かに大幅な戦力強化となることは間違いない。
 
 さらに、レッズはニューヨーク・ヤンキースの今季11勝右腕ソニー・グレイ投手、フリーエージェント(FA)となっている2015年サイ・ヤング賞のダラス・カイケル投手と3年連続2桁勝利のJ.A.ハップ投手と交渉を続けているといい、来季へ向けた補強に“本気”になっていることは間違いない。
 
 しかし、レッズには強力なライバルがいる。モロシ記者は「ドジャースも、クルーバーあるいはバウアーについてインディアンスと話している」とし、加えて「同じナ・リーグ中地区のブリュワーズもグレイに興味を持っているためレッズと競争することになる」と伝えた。
 
 そして、同サイトのマーク・フェインサンド記者は、「メッツがクルーバーに興味を示している」と報告しており、レッズは多くの球団との争奪戦を繰り広げなければならない様相となっている。
 
 4年連続で地区最下位とどん底のシーズンを味わい続けているレッズ。補強に向けては前途多難だが、今季チーム打率はリーグ5位の.2537。OPS(出塁率+長打率)は同8位の.729と決して低くないだけに、強力な先発投手が加われば、上位進出は一気に現実的なものになるだろう。



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