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エンゼルス、今季チーム最多登板のアルバレス放出 76登板で防御率2.71と自己ベストも

2018/12/08

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フィリーズとトレード、見返りに右腕ガルシアを獲得

 ロサンゼルス・エンゼルスは6日(日本時間7日)、フィラデルフィア・フィリーズとのトレードでリリーフ左腕のホセ・アルバレス投手を放出した。米スポーツサイト『ESPN』が7日(同8日)に伝えている。
 
 エンゼルスが今季フル回転の働きを見せたアルバレスをトレードによって放出した。現在29歳のアルバレスは今季エンゼルスで自己最多、そしてチーム最多となる76試合に登板。6勝4敗、14ホールド、1セーブ、防御率2.71を記録し、メジャー6年目で最高の成績を収めていた。
 
 一方で、チームはアルバレスを放出する見返りとしてリリーフ右腕のルイス・ガルシア投手を獲得。ガルシアは現在31歳で、今季は59試合に登板し3勝1敗、13ホールド、1セーブ、防御率6.07の成績だった。昨季より7試合少ない登板でありながら防御率を2.65から大きく悪化させ、メジャー6年目で3度目の防御率6点台。それでも、2015年には72試合に登板し防御率3.51とアルバレスと同じくタフネスぶりを発揮し、来季はその再現が期待される。
 
 エンゼルスは、今オフにフリーエージェント(FA)となっていたギャレット・リチャーズ投手がサンディエゴ・パドレスへ移籍。先発のマット・シューメイカー投手、一時期クローザーも務めたブレイク・パーカー投手、ジム・ジョンソン投手、そして今季途中加入した田澤純一投手とも再契約せず、投手陣の解体が止まらない状況だ。
 
 対するフィリーズは、今季は昨季のナショナル・リーグ東地区5位から3位に順位を上げたが勝率5割に届かず。しかし、オフシーズンに入ると今月3日(同4日)にはシアトル・マリナーズとのトレードで正遊撃手候補のジーン・セグーラ内野手とリリーフのホアン・二カシオ投手を獲得するなど、補強を積極的に行っている。来季こそは2012年から始まった「チーム再建」を地区優勝という形で完成させたいところだ。という形で完成させたいところだ。



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