アストロズ、17勝ハップ&20発マカッチェンを狙う? MLB公式が今オフの“穴”を指摘
2018/12/09
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最強ローテ解体へ…メジャー屈指の安定感誇る左腕に白羽の矢
米公式サイト『MLB.com』が8日(日本時間9日)、2017年にワールドシリーズを制覇したヒューストン・アストロズについて、今オフ獲得すべき選手としてニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっている左腕のJ.A.ハップ投手とアンドリュー・マカッチェン外野手を挙げた。
今季アメリカン・リーグ西地区を連覇したアストロズは、16勝をジャスティン・バーランダー投手、15勝のゲリット・コール投手、チャーリー・モートン投手、12勝のダラス・カイケル投手、10勝のランス・マッカラーズJr.投手でメジャー最高の先発ローテーションを形成。
しかし、モートンとカイケルがフリーエージェント(FA)となり、さらにマッカラーズが右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたことにより2019年シーズンは全休となることが濃厚となっている。これを受けて、同サイトのブライアン・タガート記者は「これらの穴を埋める必要がある」と指摘しながら、「ハップがそれを可能にする」と獲得を勧めた。
現在36歳のハップは、今季トロント・ブルージェイズで10勝6敗、シーズン途中でヤンキースに移籍して7勝無敗として計17勝6敗、防御率3.65。そして2016年の20勝を含め2014年から5年連続2桁勝利としており、この間は69勝40敗で防御率3.62とメジャー12年目のベテランにして安定した成績を残し続けている。