ドジャース、TJ手術受けた2016年新人王シーガーが順調回復「“トレーニング”に切り換える」
2018/12/11
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編成総責任者が太鼓判「上手くやっている」
ロサンゼルス・ドジャースの編成総責任者であるアンドリュー・フリードマン氏が、昨季に右肘靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた遊撃手のコーリー・シーガー内野手について順調な回復を見せていることを明かした。米スポーツサイト『ESPN』が11日(日本時間同日)に報じている。
2016年に打率.308、26本塁打、72打点を記録してナショナル・リーグの最優秀選手賞(新人王)を受賞したシーガーは、メジャー4年目を迎えた今季4月末に右肘靭帯を痛め、靭帯再建手術のため残りシーズンを全休していた。
ドジャースの編成総責任者フリードマン氏によれば、「シーガーは(リハビリを)上手くやっている」とコメント。続けて「今日ロサンゼルスに帰ってきたばかりだが、『リハビリ』から『トレーニング』にギアを切り換えることができると思っている」とリハビリが順調に進み、本格的な練習に取り組む準備をしていることを明かした。
また、走塁と若干の打撃練習も行っているといい、同氏は「1月には野球スキルが上がっているだろう」と、かつての正遊撃手の復活へ向けて大きな期待を込めている。
ドジャースは、今季110試合に一塁手として出場したコディ・べリンジャーが今週本拠地であるドジャー・スタジアムで練習をしており、フリードマン氏は「他の若手選手がスプリングトレーニングの前にこうして練習することを期待している」と若手選手の奮起を促した。
シーガーを欠いた2017年、そして今季と2年連続でワールドシリーズに進みながらいずれも世界一の座を勝ち取ることができなかったドジャース。1988年以来となるワールドシリーズ制覇へ向けて、悔しい思いを胸に来季はスプリングトレーニングから選手全員が意識を持って戦うことが求められている。