パドレス、GG賞2度のキンズラーと2年契約合意 若手有望株の成長次第で三塁転向も
2018/12/15
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今季はエンゼルスとRソックスで活躍
サンディエゴ・パドレスが、ボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっていたイアン・キンズラー内野手と2年契約で合意した。米公式サイト『MLB.com』が14日(日本時間15日)に報じている。
36歳のキンズラーは、2006年にテキサス・レンジャーズでメジャーデビューし、走攻守揃った二塁手として活躍。デトロイト・タイガースを経て今季はロサンゼルス・エンゼルスで開幕を迎えたが、シーズン途中にトレードでレッドソックスに移籍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。
今季打撃成績は128試合の出場で打率.240、14本塁打、48打点、16盗塁、出塁率.301、長打率.380。守備面でも、2016に続き自身2度目のゴールドグラブ賞を受賞している。
同サイトによると、パドレスはキンズラーと2年800万ドル(8.8億円)で合意。同球団は将来有望な二塁手であるルイス・ウリアス内野手を抱えているが、ウリアスがメジャーに定着した場合、「キンズラーは三塁もできるユーティリティー選手として役に立つだろう」としている。
4度のオールスター選出を誇るベテラン選手が手本となり、若手の有望株が多くいるパドレスはより一層の成長が見込めるかもしれない。