「アストロズはクルーズを獲得すべき」 5年連続37発以上のスラッガーの行方に注目集まる
2018/12/15
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複数球団が獲得に興味… MLB公式の記者が持論
シアトル・マリナーズからフリーエージェント(FA)となっている、通算360本塁打を誇る指名打者ネルソン・クルーズ。このメジャー屈指のスラッガーについて、米公式サイト『MLB.com』が14日(日本時間15日)、ヒューストン・アストロズに獲得を勧めた。
同サイトの記事では「アストロズはクルーズを獲得のターゲットにするべき」と題し、リチャード・ジャスティス記者が持論を展開。シーズンを通じて指名打者としてプレーするクルーズにとって、指名打者制(DH制)のあるアメリカン・リーグでプレーすることがほぼ確実と指摘。
現在38歳のクルーズに対して、これまでにテキサス・レンジャーズ、シカゴ・ホワイトソックス、ミネソタ・ツインズ、タンパベイ・レイズ、ヒューストン・アストロズなどが獲得に興味を持っているとされているが、同記者はこのうちレイズとアストロズが必ず獲得に動くと伝えている。
そして、現在行われているウインターミーティングの後に大きな動きを見せる可能性が最も高いとしているのがアストロズで、同記者が「最も適している」と獲得を勧めた。
アストロズは今季、指名打者として最も多く出場(110試合)したエバン・ギャティスがオフにFA。それに次ぐ出場(20試合)のタイラー・ホワイトは指名打者として打率.299ながら4本塁打にとどまっている。指名打者として136試合に出場して36本塁打を放ち、95打点を稼いだクルーズを獲得することで、ギャティスが抜けた穴は埋められる。
メジャー14年の大ベテランながら、5年連続37本塁打以上、93打点以上を記録したクルーズ。38歳とは思えない打撃力が、2017年の王者アストロズに加わることになるのか、今後の行方が非常に注目される。