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レンジャーズ、右肘手術から回復中の剛腕とマイナー契約「決して離れたくない」

2018/12/18

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かつては素行不良も…2016年にデビューし能力発揮

 テキサス・レンジャーズが17日(日本時間18日)、今オフ同球団からフリーエージェント(FA)となっていたマット・ブッシュ投手とマイナー契約を結んだことを発表した。同日に米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 
 32歳のブッシュは、2004年にサンディエゴ・パドレスからドラフト1巡目で指名され入団した。当初は遊撃手だったが、2007年に投手に転向。しかし同年に右肘側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、その後トロント・ブルージェイズ、タンパベイ・レイズを経て2015年にレンジャーズとマイナー契約を結んだ。
 
 そして、2016年にメジャー契約を結ぶと、150キロを超える速球を武器にリリーフとして58試合に登板し、7勝2敗、22ホールド、防御率2.48。翌2017年も57試合の登板を果たし、3勝4敗、10ホールド、防御率3.78と活躍したが、オフに右肩の手術を受けた。
 
 手術から復帰した3年目の今季は、21試合に登板して0勝0敗、3ホールド、防御率4.70。6月15日(同16日)に右肘の張りで故障者リストに入ると、9月19日(同20日)に再び右肘靭帯の修復手術を受けて、そのままオフにFAとなっていた。
 
 現在リハビリは順調に進んでおり、同サイトによると来年1月初旬に投球練習を再開する予定だという。ブッシュは「私は決して(チームを)離れたくない。ここは“ホーム”であり、再びフィールドに戻るのが待ちきれないよ」と復帰へ意欲を語っている。
 
 過去には暴行事件や運転する車でひき逃げ事件を起こしたこともあるブッシュだが、投手としての潜在能力はデビュー前から特筆すべきものがあった。再びメジャーの舞台に戻りチームの上位進出へ貢献できるか、豪腕の復活に期待がかかる。



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