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ベルトラン氏、ヤンキース球団フロント入り 通算435本塁打&312盗塁、同職には松井秀喜氏も

2018/12/19

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現役時代は最高の5ツールプレーヤーとして活躍

 
 ニューヨーク・ヤンキースは、カルロス・ベルトラン氏が球団フロント入りすることを発表した。米メディア『CBS Sports』が18日(日本時間19日)、伝えた。
 
 同メディアによると、2014年から2016年途中までヤンキースでプレーしていたベルトラン氏は、今後GM特別アドバイザーとしてフロント入りするとのこと。同職には元ヤンキースなどの松井秀喜氏も就いている。
 
 ベルトラン氏は1998年にカンザスシティ・ロイヤルズでメジャーデビュー。走攻守どれをとってもメジャー最高レベルの活躍をみせ、2012年にはスイッチヒッター(両打ち打者)では史上初の300本塁打&300盗塁を達成。通算成績は2586試合、2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁で、その実績から米国野球殿堂入りの可能性も高い。
 
 また、ポストシーズンにも非常に強かったことで知られており、通算成績は65試合の出場で打率.307、16本塁打、42打点、11盗塁。2004年のヒューストン・アストロズ在籍時には単年でのポストシーズン歴代最高記録となる21得点&8本塁打を記録した。現役最終年となった昨年は古巣アストロズに復帰して自身初となる念願の世界一を経験していた。
 
 現役時代は最高の5ツールプレーヤーとして活躍したベルトラン氏。地元プエルトリコでは英雄的存在であり、指導者になってからも多くの中南米出身選手に影響を与えそうだ。



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