エンゼルス、昨季10勝の右腕ブリッドウェルと契約 1カ月前にDFAもヤ軍経て“出戻り”
2018/12/22
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ロサンゼルス・エンゼルスは21日(日本時間22日)、ニューヨーク・ヤンキースのメジャー40人枠から外れ(DFA)、ウェーバーにかけられていた右腕のパーカー・ブリッドウェル投手と契約した。
ブリッドウェルは、11月20日(同21日)にエンゼルスのメジャー40人枠から外れる措置(DFA)を取られていたが、同月26日(同27日)にヤンキースと契約。
しかし、直後にヤンキースが先発左腕のJ.A.ハップ投手と再契約したため、再びDFAとなってウェーバーにかけられていたところをエンゼルスが契約の手を差し伸べ、1カ月ぶりの“古巣復帰”が実現した。
ブリッドウェルは、メジャー3年目となった今季は5試合の登板(1先発)にとどまり1勝0敗、防御率17.55。しかし、昨季は21試合に登板(20先発)して10勝3敗、防御率3.64と活躍していた。
エンゼルスは、先発ローテーションに右肘手術からリハビリを重ねる大谷翔平投手を欠く中、オフはマット・ハービー投手トレバー・ケイヒル投手を獲得。投手陣の強化に力を注いでいる。
ブリッドウェルが本調子を取り戻し、昨季のような活躍を見せれば、先発ローテーションに入るほどの実力はある。スプリングトレーニングを経て開幕まで約3カ月、どのような仕上がりを見せるか期待がかかる。