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2015年CY賞左腕カイケル、エンゼルスなど4球団が興味「ヒューストンに戻る可能性は…」

2018/12/24

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 ヒューストン・アストロズからフリーエージェント(FA)となっている先発左腕ダラス・カイケル投手について、ロサンゼルス・エンゼルスなど4球団が獲得に興味を示していることが分かった。23日(日本時間24日)、米紙『ボストン・グローブ』電子版が伝えている。
 
 現在30歳のカイケルは、メジャー7年目の今季キャリア最多の34試合に登板し(全て先発)、12勝11敗、防御率3.74をマーク。サイ・ヤング賞を受賞した2015年の20勝には及ばなかったが、シーズンを通じてローテーションを守り、2年連続アメリカン・リーグ西地区優勝に大きく貢献した。
 
 この左腕について、同紙のニック・カファード氏によれば、今のところ同地区のエンゼルス、テキサス・レンジャーズ、ナショナル・リーグのミルウォーキー・ブリュワーズ、そしてフィラデルフィア・フィリーズが獲得に向けて興味を示しているとした。
 
 しかしその一方で、同氏は「カイケルがヒューストンに戻ってこない可能性を誰もが確信しているわけではない」と、アストロズと再契約し残留する可能性もあるとしている。
 
 カイケルの今季年俸は、アストロズ内で先発右腕のジャスティン・バーランダー投手、ホセ・アルトゥーベ内野手に次いで3番目に高い1320万ドル(約14億5200万円)。
 
 通算76勝、1年間ローテーションを守れるフィジカルの強さと2桁勝利を計算できる投手としては安くはないが、決して“高すぎる金額”でもないだけに、今後どのチームがカイケルを獲得するのかは非常に興味深い話題となっている。



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