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キャリアに幕を下ろす名選手5人をMLB公式が特集 今季はベルトレ、マウアーらが引退を決意

2018/12/26

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残る2人は…ロサンゼルスのベテラン、そしてメッツの英雄

 次に名前が挙がったのはロサンゼルス・ドジャースから引退を発表したチェイス・アトリー内野手だ。2003年にフィラデルフィア・フィリーズでメジャーデビューすると、強打の二塁手として活躍。2015年途中にドジャースに移籍した。
 
 2006年から2009年にかけては4年連続で二塁手のシルバースラッガー賞を受賞するなど、”一強時代”を築いたこともある。二塁打の多い中距離打者で、通算411本は驚異的な数字だ。ドジャース移籍後もファンに愛され、惜しまれながらの引退となった。
 
 通算成績は1947試合出場、打率.275、259本塁打、1025打点。獲得タイトルはシルバースラッガー賞(4回)、最多得点(1回)、最多死球(3回)。オールスターゲーム選出は6回。
 
 最後の1人はニューヨーク・メッツから引退を発表したデビッド・ライト内野手だ。メッツ一筋のキャリア15年間だった。
 
 MLB2年目、22歳で迎えた2005年シーズンに160試合出場と台頭。三塁のポジションに定着し、27本塁打、102打点と大活躍した。その後も二塁打・本塁打の多い強打者として活躍したが、背中の怪我等の影響により、31歳以降の出場機会は211試合と激減。2017年は全休、今季もわずか2試合の出場に終わった。怪我からの復帰を目指して闘い続けた”英雄”をファンは惜しみない拍手で送りだした。
 
 通算成績は1585試合出場、打率.296、242本塁打、970打点。シルバースラッガー賞(2回)、ゴールド・グラブ賞(2回)。オールスターゲーム選出は7回。
 
 野球人生に別れを告げ、第二の人生を歩み始める名選手たち。来季以降も野球場で姿を見かけることもあるかもしれない。

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