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エンゼルス、今オフの補強に見える“戦略変更” トップ選手との大型契約に頼らない姿勢

2018/12/26

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先発右腕2人と1年契約。米メディア「失望は全くない」

 ロサンゼルス・エンゼルスの今オフの補強について、米メディア『CBSスポーツ』が24日(日本時間25日)に言及し、先発2投手を獲得したことを高評価している。
 
 エンゼルスは今オフ、右肘靭帯損傷(トミー・ジョン手術)から復帰して今季シンシナティ・レッズで7勝をマークした右腕マット・ハービー投手、そしてオークランド・アスレチックスで7勝をマークして通算80勝の実績がある右腕トレバー・ケイヒル投手をそれぞれ1年契約で獲得した。
 
 同サイトのジョナ・ケリ氏は、この先発2投手を補強したことで今オフは“戦略”を変更した可能性があると指摘。「ハービーとケイヒルを獲得したことに、失望は全くない。彼らは先発左腕のパトリック・コービン投手とダラス・カイケル投手に匹敵する数字を残すことになる。この両左腕はトップクラスのFA選手ながら完璧には程遠い」とコメントし、大型契約を要するコービンとカイケルを批評しながら、彼らより安価で右腕2人を補強したエンゼルスの動きを高評価している。
 
 また、米公式サイト『MLB.com』では、アルバート・プホルス内野手の10年2億5400万ドル(約279億4000万円)、現在はFAとなっているジョシュ・ハミルトン外野手の5年1億2500万ドル(約137億5000万円)と、エンゼルスのこれまでの大型契約を振り返り、「大型契約は思ったよりも成果が見込めないものである」と指摘している。
 
 そして、現在チームの最大の主戦力であるスター選手のマイク・トラウト外野手について、「2020年を最後にFAとなり放出となった場合には、エンゼルスが“新しいアプローチ”でより良い結果が得られることが期待される」とし、今後チームが大型契約に頼らない戦略を立てていくだろうとの見方を示した。



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