エンゼルス、今年メジャーに昇格するのは誰? 磨けば輝く“原石”若手有望株の上位5人を紹介
2019/01/04
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プロスペクト3位~4位
3位 ブランドン・マーシュ(外野手)21歳 右投左打
3位には、2017年5位のマーシュがランクインしている。2016年のドラフト2巡目(全体60位)でエンゼルスに入団したマーシュは、背中に故障を抱えており、入団後しばらくプレーができなかったが、2017年にルーキークラスで39試合に出場して打率.350をマークし「最もエキサイティングな選手の1人」として活躍。「待つだけの活躍はあった」と評されている。
2018年は、1Aでは34試合で打率.295、3本塁打、24打点。そして1A+では93試合で打率.256、7本塁打、46打点をマークした。打率は下落したが、6本の三塁打を含めて長打力を発揮している。
高校時代にアメリカンフットボールも行い、ワイドレシーバーを務めていたこともあって走力などの身体能力は抜群。同サイトは守備面においても「センターでプレーするには十分な走力と肩を持っている」と評価した。また、「エンゼルスは、マーシュの体調が万全の状態でどんな成績を残すかと興奮している」とチームの期待の高さをうかがわせている。
4位 ジャーメイ・ジョーンズ(内野手)21歳 右投右打
4位につけたジョーンズは、昨季も4位でその期待の高さが分かる。NFL(米プロフットボールリーグ)選手だった父と兄がいる家族で育ち、ジャーメイ自身も野球と並行してアメフトをしていたことで高い身体能力が評価されていた。
2015年のドラフト2巡目(全体70位)で指名されエンゼルスに入団すると、その走力からセンターに適正を見出されたが、今季開幕前に二塁手にコンバートされた。走力だけでなく、スイングスピードも優れており、2017年のカリフォルニア・リーグでは25試合連続安打を記録するなど打撃力も光るものがある。
2018年は、1A+と2A+に所属。2Aでは48試合に出場して打率.245、2本塁打、20打点、11盗塁をマークした。数字だけ見ると派手さがないようにも見えるが、同サイトでは「彼の武器と運動能力は非常に高く、エンゼルスの高いレベルの選手たちにも影響も与える」と評価。さらに「マイク・トラウト外野手とともにプレーするための準備もできている」と、将来的な期待は1位~3位までの選手にも引けを取らない。