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ジャイアンツ、WS無類の強さ誇るバムガーナー放出か 相手は昨年ナ優勝決定S敗退のブ軍

2019/01/08

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Getty Images



補強ポイントは双方ともに合致も…3度の世界一立役者を放出できるか

 
 サンフランシスコ・ジャイアンツのマディソン・バムガーナー投手にトレードの可能性が浮上している。米公式サイト『MLB.com』が7日(日本時間8日)、報じた。
 
 同サイトによると、ジャイアンツはミルウォーキー・ブリュワーズとバムガーナーを巡って議論している模様。実際にトレードが行われれば、ジャイアンツはランキング上位の若手有望株を手にすることになるだろうとも伝えられている。
 
 ジャイアンツのエースであるバムガーナーは29歳の左腕。2009年に同球団でメジャーデビューすると、チームメイトで球界屈指の捕手でもあるバスター・ポージー捕手とバッテリーを組み、2010年、2012年、2014年とチームを3度の世界一に導いている。
 
 バムガーナーはポストシーズンに非常に強いことでも知られており、通算で8勝3敗、防御率2.11、87奪三振。この内、ワールドシリーズでは計5試合で36.0回を投げ防御率0.25と異次元の数字を残している。そのため、世界一を目指すチームにとってはこれ以上ない補強になり得るだろう。
 
 トレード先の候補として伝えられているブリュワーズは、クリスチャン・イェリッチ外野手ら強力な野手陣を揃えているものの、投手陣は昨年2桁勝利を挙げたのが15勝のヨーリス・チャシーン投手のみ。それだけに、バムガーナー獲得は最適な補強策と言える。
 
 また、ジャイアンツは大補強を敢行して迎えた今季、ナショナル・リーグ西地区4位に終わるなど大きく低迷。オフにも目立った補強はなく、エースが欲しいブリュワーズと再建の軸となる若手選手を欲しいジャイアンツの双方にとってよいトレードになる可能性がある。
 
 近年では球団最高の功労者の1人でもあるバムガーナー。オフではなくシーズン途中でのトレードの可能性もあるが、ポージーとの“黄金バッテリー”解消の日は近いかもしれない。



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