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ドジャース、レイズから中継ぎ右腕シュルツを獲得 ブルペン強化で悲願の世界一へ

2019/01/09

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Getty Images



 ロサンゼルス・ドジャースはタンパベイ・レイズから、ジェイミー・シュルツ投手を獲得したと発表した。交換トレード要員となったのは同球団傘下マイナーのケイレブ・サムペン投手。公式サイト『MLB.com』が8日(日本時間9日)、発表した。
 
 シュルツは27歳の右腕で、2013年ドラフト14巡目でレイズに指名され、以降はマイナーに在籍。メジャーデビューを果たした今季、22試合登板、30回1/3を投げて2勝2敗2ホールド、防御率5.64、奪三振35の成績を残した。
 
 昨季ドジャースのブルペンを支えたのは、守護神のケンリー・ジャンセン投手、73試合に登板したスコット・アレクサンダー投手、55試合登板のペドロ・バイエズ投手、45試合登板のジョシュ・フィールズ投手、シーズン途中から配置転換となった前田健太投手ら。シュルツの加入でブルペン陣はさらに厚みを増しそうだ。
 
 サムペンは21歳の右腕で、昨年ドジャースに入団。今季はマイナーで13試合に登板。11試合に先発して30回1/3を投げ、0勝2敗、防御率5.04、奪三振43を記録した、期待の先発右腕だ。
 
 レイズは今季、強力な中継ぎ投手を先発させ、2回以降に本来の先発投手を投げさせる新たなスタイルを確立。ニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックスなど強豪ひしめくアメリカン・リーグ東地区で90勝を挙げるなど躍進を遂げた。有望な若手投手をどのようなプランで育成、起用していくのか、注目が集まる。
 
 トレード移籍の決まった2人は、注目必至の2チームを大きく変えるキーにもなりえる存在だ。新天地でさらなる進化を遂げ、輝くことができるだろうか。



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