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レッズが選ぶのはカイケル?ポロック? 補強ポイントで優先するのは投手か外野手か

2019/01/14

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 シンシナティ・レッズの今オフの補強に注目が集まっている。残る選択肢と見られるのはダラス・カイケル投手獲得による先発陣の強化か、A.J.ポロック外野手の補強か。公式サイト『MLB.com』は13日(日本時間14日)、2つの選択肢を比較して分析している。
 
 レッズは今季67勝95敗、ナショナル・リーグ中地区の最下位に沈んだ。補強ポイントで最優先となっていたのは先発投手陣。昨季はチームで規定投球回数に達したのはルイス・カスティーヨ投手のみ。続く先発陣はいずれも年間を通じてローテーションを守り切れなかった。
 
 最下位脱却を期すレッズは補強を開始。ワシントン・ナショナルズからタナー・ロアーク投手、ロサンゼルス・ドジャースからアレックス・ウッド投手をそれぞれトレードで獲得した。補強はまだ続くと見られ、ヒューストン・アストロズからフリーエージェント(FA)となっているカイケルの獲得にも興味を示している。
 
 カイケルは2012年にメジャーデビューし、安定した数字を積み重ねてきた先発左腕。2015年には20勝を挙げてサイ・ヤング賞に輝いた。また、2度のオールスターゲーム選出、4度のゴールド・グラブ賞受賞を果たしている。今季34試合に登板、204回1/3を投げて12勝11敗、防御率は3.74、奪三振153を記録した。
 
 さらに、もう一つの補強ポイントは外野手。中心選手として活躍したビリー・ハミルトン外野手はFA扱いとなるノンテンダーとなっており、レッズが新たに外野手を獲得に動く可能性は十分にある。
 
 今オフ最注目の外野手はもちろんナショナルズからFAのブライス・ハーパー外野手。このハーパーに次ぐ2番手となるのがアリゾナ・ダイヤモンドバックスからFAのポロックだ。巧打と堅実な守備を兼ね備え、特に通算UZR(同リーグの同守備位置の平均的な選手が守った場合に比べ、どれだけ失点を減らしたか)は22.3と優れた水準を誇る。今季成績は113試合出場、打率.257、21本塁打、65打点、13盗塁。
 
 『MLB.com』は、レッズがカイケルかポロックいずれかの獲得に積極的に動くと予想。最下位からの浮上を目指し、選ぶのはどの選択肢だろうか。



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