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フィリーズ、驚愕の補強プラン 2021年トラウト、ハーパー、マカッチェンの超強力外野陣なるか

2019/01/18

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資金的には可能も…争奪戦を制することができるか

 フィラデルフィア・フィリーズが2021年までに、ブライス・ハーパー外野手とマイク・トラウト外野手の両選手を獲得する可能性が浮上している。米メディア『CBS Sports』が17日(日本時間18日)、伝えた。
 
 今オフ、アンドリュー・マカッチェン外野手、ジーン・セグーラ内野手、デビッド・ロバートソン投手らを獲得し、ハーパーやマニー・マチャド内野手などフリーエージェント(FA)市場の目玉選手にも興味を示すフィリーズだが、まだまだ夢の布陣への第一段階に過ぎないようだ。
 
 同メディアによると、フィリーズには、ハーパーとマチャドの両選手を獲得できるだけの資金があるが、2年後の2020年オフにFAとなるトラウトを獲得する資金を残すため、どちらか1人を選ぶようだ。
 
 現在、フィリーズはハーパー移籍先の最有力候補として挙げられており、メジャーリーグ史上最高額の4億ドル(約432億円)で最終交渉に入っているとも伝えられている。そこにトラウトが加われば、外野をMVP受賞経験者で占めることとなる。
 
 27歳のトラウトは、キャリア8年目で既に殿堂入りの有力候補となっている外野手。総合力は米球界一といっても過言ではない。昨季は140試合の出場で打率.312、39本塁打、79打点、24盗塁の成績で、OPS(出塁率+長打力)は両リーグトップの1.088を記録した。
 
 エンゼルス本拠地であるエンジェル・スタジアム・オブ・アナハイムは本塁打が出にくく打者不利な環境だが、対してフィリーズ本拠地のシチズンズバンク・パークは本塁打が出やすく打者有利な環境で知られている。もし、2年後にフィリーズに移籍するならば、トラウト自身にとっても、さらに成績を伸ばす要因となり得る。
 
 現役最高選手の一人であるトラウトだが、エンゼルスでのポストシーズン進出は2014年の一度のみ。優勝を目指す球団に移籍するならば、補強を続けるフィリーズは有力な選択肢のひとつになるだろう。トラウトの争奪戦がし烈を極めることは間違いないが、ハーパーとともに加入となれば、フィリーズのワールドシリーズ制覇はより現実味を帯びてくる。



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