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ドジャース、FA市場で高評価のポロックに興味 走攻守に優秀な右打ち外野手「柔軟性与える」

2019/01/20

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シーズン120試合以上出場は2度。故障さえなければ…

 ロサンゼルス・ドジャースが、今オフにアリゾナ・ダイヤモンドバックスからフリーエージェント(FA)となっているA.J.ポロック外野手の獲得に興味を示していることが分かった。19日(日本時間20日)、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 
 ポロックは、昨季がメジャー7年目の31歳で、昨季は113試合に出場して打率.281、キャリア最多の21本塁打、65打点、13盗塁をマーク。ここ4年で3度2桁本塁打(そのうち2度20本以上)を放っている長打力に加え、2015年には.315という高打率に加えて39盗塁と走力の高さも見せた右打者だ。また、外野の守備でも通算守備率.994を記録するなど走攻守にわたって高い能力を持っている。それだけに、今オフここまでFA市場の評価は非常に高い。
 
 そのポロックについて、米メディア『MLBネットワーク』のケン・ローゼンタール記者が自身のツイッターで「ドジャースがA.J(ポロック)に興味を持ち、話す機会が増えてきている。契約が近いという兆候はないが、ターゲットになっている。チーム内のセンター、右打者のバランスが取れることになる」と発信。
 
 これを受けて、『MLB.com』は「ポロックは右打者を必要とするドジャースのニーズを解決し、チームにさらに柔軟性を与える。エンリケ・ヘルナンデス、クリス・テイラー、コディ・べリンジャーを必要に応じて頻繁にフィールドで使用できるようにしてくれる」と見解を示している。
 
 また、同サイトは「ドジャースは故障を抱えやすいポロックには最適。他のほとんどの球団よりも容易に選手の欠場に耐えることができる」と、能力が高い一方で120試合以上出場するシーズンがこれまでに2度(2013年、2015年)しかなかったポロックがもし故障で離脱を余儀なくなっても、他の選手でカバーできる選手層の厚さを評価している。
 
 故障さえなければ、ドジャースが目指すナショナル・リーグ西地区7連覇、そして1988年以来の世界一に貢献できるほどの能力を持っているポロック。今オフ、トレードでヤシエル・プイーグ外野手やマット・ケンプ外野手を放出したドジャースが本格的に獲得に動くのだろうか。



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