ハーパー&マチャド未契約に不満の声続々 停滞のFA市場に嫌気「選手にとって混乱、失望」
2019/01/22
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球界の強打者ブライアント、ロンゴリアなどが選手側の心情明かす
シカゴ・カブスのクリス・ブライアント内野手らが、今オフのフリーエージェント(FA)市場で目玉となっているブライス・ハーパー外野手やマニー・マチャド内野手が未だに契約に至っていないことにフラストレーションを示した。21日(日本時間22日)、米スポーツサイト『ESPN』が伝えている。
いずれもメジャーを代表する強打者として活躍するスター選手のハーパーとマチャド。しかし、今オフは長期と多額の契約を求める両者に対して様々な球団が獲得に興味を示しているとの情報が飛び交っているが、いまだに契約を結んでいない。
この状況に、カブスの主砲であるブライアントは「本当に奇妙だ」とファンミーティングでコメント。「聞いた話では、球界の最高の選手2人に対してほとんどの球団が関心を持っていない。それは良くないことだ。変わらなければいけないし、多くの選手を混乱させている」と行き詰まっている現状を批判した。
また、サンフランシスコ・ジャイアンツのエバン・ロンゴリア内野手も、自身の公式インスタグラムでFA市場の状況に落胆しながら「自分自身に価値があると信じて強く立ち向かってほしい」と選手たちに意思を強く持つよう促している。
そして、マチャドの友人でもあるカブスのアルバート・アルモーラJr.外野手も「(FA市場の状況には)残念だ。メジャーリーグで最高の選手2人が契約に時間をかけているが、契約のためにはたくさんの熱心な会話をしていかなければならないんだ」とコメント。話し合いを活発に行い、早期に契約締結することを望んだ。