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レンジャーズ、昨季23発カブレラと1年契約合意 両打ちベテラン内野手、ベルトレの後継候補

2019/01/23

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内野複数ポジションをこなす器用さも持ち味

 
 テキサス・レンジャーズがフィラデルフィア・フィリーズからフリーエージェント(FA)となっていたアズドゥルバル・カブレラ内野手と1年契約で合意した。米公式サイト『MLB.com』が22日(日本時間23日)、伝えている。
 
 同サイトによるとレンジャーズとカブレラは1年350万ドル(約3億8000万円)で合意。レンジャーズはカブレラを三塁手の候補として考えているとも伝えられている。
 
 レンジャーズは昨季まで長く正三塁手を務めたエイドリアン・ベルトレ氏が引退。内野手獲得が急務だったが、上手く補強できたようだ。
 
 カブレラはベネズエラ出身の33歳。2007年にクリーブランド・インディアンスでメジャーデビューすると、持ち前の長打力を武器に活躍。昨季はニューヨーク・メッツとフィリーズでプレーし、147試合の出場で打率.262、23本塁打、75打点。
 
 今までは主に二遊間を中心とした起用のカブレラだったが、2017年頃からは本格的に三塁手にも挑戦。昨季はフィリーズで120イニングを守り、守備防御点(DRS、各ポジションの平均と比較し、どれだけ失点を防いだかを示す指標)ではマイナス1点と無難にこなしていた。
 
 また、カブレラはスイッチヒッター(両打ち)で三振も120を超えたシーズンはない。そのため、ジョーイ・ギャロ内野手やルーネッド・オドーア内野手など本塁打は多いが三振も多く、低打率の左打者が多いレンジャーズ打線ではアクセント的な存在になりそうだ。
 
 課題の内野手を補強したレンジャーズ。三塁手のポジションは、将来の米国野球殿堂入りも確実視されているベルトレ氏の定位置だっただけに、カブレラにかけられる期待も大きそうだ。



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