MLBに挑戦した日本人左腕の戦績は? 菊池雄星にかかる期待、過去には“不良債権”扱いの投手も【編集部フォーカス】
2019/01/25
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和田毅(ボルティモア・オリオールズ:2012年~2013年 シカゴ・カブス:2014年~2015年)
2011年オフに海外FA権を行使し、ボルティモア・オリオールズと2年契約。ケガに泣かされ、オリオールズ時代にメジャーデビューは果たせずに2013年オフにシカゴ・カブスと契約。2014年7月8日にメジャー初登板を果たすとシーズン終盤には先発ローテーションに定着し4勝をマーク。しかし、翌2015年またケガに泣かされ1勝にとどまり、同年10月に自由契約となった。
MLB通算:21試合5勝5敗,防御率3.36
先発では石井一久氏、リリーフで岡島秀樹氏の活躍が光る。27歳と若い上、長期契約も勝ち取っていることもあり、菊池にはこれまでの日本人左腕の挑戦の記録を大きく塗り替えてくれるのではという期待がかかる。花巻東高校の後輩、大谷翔平選手(エンゼルス)との直接対決も含め、多くの点で注目が集まりそうだ。
文・高橋康光