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“最強のふたり”はどの親子? 公式サイトがランク付け、期待のゲレーロJr.は父を超えられるか

2019/01/31

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ボンズ親子は2人で計1094本塁打

 これまでにメジャーリーグで活躍した選手の中から、父と息子の成績を合わせ最も活躍した親子選手がランク付けされた。米公式サイト『MLB.com』が30日(日本時間31日)、伝えている。
 
 2019年のトップ・プロスペクト・ランキングが、26日(同27日)に発表。通算449本塁打を放ち殿堂入りを果たしているブラディミール・ゲレーロ氏の息子、ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア内野手(ブルージェイズ傘下3A)が1位に輝いた。これを受けて同サイトは、歴代の親子で活躍した選手をランキング形式で紹介している。
 
 3位に選ばれたのはフェリペ・アルー氏とモイゼス・アルー氏のドミニカ共和国出身の親子。父・フェリペ氏はサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーし、息子であるモイゼス氏はモントリオール・エクスポズなどで活躍。親子ともに通算2000安打を達成した外野手だった。また、フェリペ氏は監督経験もあり、エクスポズで1年間、ジャイアンツで2年間モイゼス氏を指導している。
 
通算成績
フェリペ・アルー:2082試合、打率.286、2101安打、206本塁打、852打点、107盗塁
モイゼス・アルー:1942試合、打率.303、2134安打、332本塁打、1287打点、106盗塁
 
 2位に選ばれたのはケン・グリフィー・シニア氏とケン・グリフィー・ジュニア氏の親子。父であるシニア氏はシンシナティ・レッズなどでプレーし、70年代のレッズ黄金期を攻守で支えた。息子のジュニア氏はシアトル・マリナーズなどでプレーし、通算630本塁打を放った大打者で、殿堂入りも果たし、シアトルの英雄ともいえる存在となっている。
 
通算成績
ケン・グリフィー・シニア:2097試合、打率.296、2143安打、152本塁打、859打点、200盗塁
ケン・グリフィー・ジュニア:2671試合、打率.284、2781安打、630本塁打、1836打点、184盗塁
 
 そして1位に輝いたのはボビー・ボンズ氏とバリー・ボンズ氏の親子。ボビー氏はサンフランシスコ・ジャイアンツなどで活躍。息子のバリー氏もジャイアンツなどでプレーし、メジャー記録である通算762本塁打を打ち立てた。また、ボビー氏とバリー氏は親子で300本塁打&300盗塁を達成しており、優れたオールラウンダーとしても名を馳せた。
 
通算成績
ボビー・ボンズ:1849試合、打率.268、1886安打、332本塁打、1024打点、461盗塁
バリー・ボンズ:2986試合、打率.298、2935安打、762本塁打、1996打点、514盗塁
 
 他にも、10位に阪神タイガースでもプレーしたセシル・フィルダー氏と、メジャー通算 319本塁打のプリンス・フィルダー氏のフィルダー親子がランクインしている。
 
 ランキングトップ3に選ばれた親子は、いずれも息子の方が打撃において優れた成績を残した。マイナーで打撃の評価が高いゲレーロ・ジュニアは、メジャーの舞台でさらなる飛躍を遂げ、父を超える偉大な打者になるかもしれない。



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