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カブス、バーネットと1年契約 元ヤクルト右腕が再びダルビッシュとチームメイトに

2019/02/02

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自身初の“メジャー移籍” 田澤、スレッジ氏も在籍

 シカゴ・カブスは、テキサス・レンジャーズからフリーエージェント(FA)となっていたトニー・バーネット投手と合意した。米メディア『The Washington Times』が1日(日本時間2日)、伝えている。
 
 同メディアによると、カブスとバーネットは1年75万ドル(約8200万円)+ボーナスで合意。昨季リリーフのチーム防御率はナショナル・リーグ1位(3.35)と強力だったが、新たな救援右腕の補強に成功した。
 
 バーネットは現在35歳。2010年に東京ヤクルトスワローズに入団するとリリーフ、クローザーとして活躍し、平均150キロ近い直球とカットボールなどを武器に2度の最多セーブ(2012年、2015年)のタイトルを獲得している。
 
 2016年にはテキサス・レンジャーズに入団し、自身初となるメジャーでの登板を果たす。昨季は右肩を痛めた影響もあって登板数が減ったが、22登板で防御率2.39と好投していた。
 
 昨季までバーネットがプレーしていたレンジャーズ本拠地グローブライフ・パークは空気が乾燥している地域であることから打球が飛びやすく、メジャーでも屈指の打者有利な環境だった。
 
 しかし新本拠地となるリグレー・フィールドは特に打者有利でも投手有利な環境でもない“公平”な球場で、新天地では成績向上も見込めそうだ。
 
 また、カブスには故障から完全復活を目指すダルビッシュ有投手がいる。バーネットとダルビッシュは2016年から2017年途中までレンジャーズで共闘した仲であり、バーネットにとっては今回が初のメジャー契約での移籍だが、新チームでも早く馴染めるかもしれない。
 
 その他にも、カブスには過去に北海道日本ハムファイターズなどでプレーし現在は打撃コーチ補佐を務めるターメル・スレッジ氏、傘下マイナーチームにはメジャー昇格を目指す田澤純一投手もいる。今季のカブスは日本にゆかりのある人物が多いチームとなりそうだ。



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