ナ最多勝右腕マイコラス、カージナルスとの契約延長に前向き「絶対に起こり得る」
2019/02/02
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2017年まで巨人で活躍、米復帰後いきなり18勝「満足」
セントルイス・カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が、今季のシーズン終了前に同球団と契約延長することに前向きなことが分かった。1日(日本時間2日)、米スポーツサイト『ESPN』が伝えている。
現在30歳のマイコラスは、2015年から2017年の3年間にかけて日本の読売ジャイアンツに所属し、計31勝を挙げる活躍を見せた。その後カージナルスと2年契約を交わして、昨季いきなりナショナル・リーグ最多となる18勝(4敗)。防御率も2.83という好成績でオールスターゲームにも選出されている。
今季終了後に契約が満了しFAとなるが、同サイトによればマイコラスは「(昨季の成績には)満足している。私は多くの人々を驚かせた」と話した上で、来季以降の契約について「チームと代理人が解決していかなければならないことだが、好成績を残すなど全てが良かった場合には、(契約延長は)絶対に起こり得ることだ。議論しないなんてつもりはない。チームが話したいと思うのなら、それに応える」とカージナルスとの契約延長に向けてシーズン終了前に議論の場を設ける姿勢であることを示した。
カージナルスは、今オフに前アリゾナ・ダイヤモンドバックスの強打者ポール・ゴールドシュミット内野手を獲得し、早くも長期契約が計画されているとの報道もある。昨季は中地区3位に終わったが、チームが長きにわたってさらなる強さを発揮し維持するためにも、最多勝右腕マイコラスの契約延長は是が非でも実現させたいところだ。