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フィリーズ移籍のリアルミュートの交換相手は? マーリンズ入りが決定の若手3選手を紹介

2019/02/08

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 マイアミ・マーリンズのJ.T.リアルミュート捕手がフィラデルフィア・フィリーズにトレード移籍することが決まった。交換相手は若手3選手と金銭で、再建期にあるマーリンズの将来を担うことが期待される。
 
 マーリンズは昨オフに元ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター氏がGMに就任。ジャンカルロ・スタントン外野手、マイク・オズーナ外野手、クリスチャン・イェリッチ外野手ら主力選手を放出した。若手有望株を積極的に集め、将来に黄金期を築く方針で動いている。再建策の中で一人残った主力選手がリアルミュートで、昨オフから移籍願望を表明していたことで、多数の球団が注目していた。
 
 争奪戦が続いた今オフだが、最終的に獲得に成功したのはフィリーズ。このトレードでマーリンズ加入となったのは、ホーヘイ・アルファロ捕手、シクスト・サンチェス投手、ウィル・スチュワート投手の3選手だ。さらに25万ドル(約2700万円)の金銭も譲渡される。
 
 アルファロは2016年にフィリーズでメジャーデビューした捕手。初年度に6試合、2年目には29試合、そして3年目の昨季は108試合出場と徐々に出番を増やした。ほとんどが捕手としての出場だが、一塁手、三塁手としての出場もある。昨季の打撃成績は打率.262、10本塁打、37打点で、メジャーでの実績を鑑みると、25歳という若さも魅力だ。
 
 サンチェスはフィリーズ傘下マイナーでプレーする右投手で、現在19歳。昨季はA級で8試合に先発、46回2/3を投げて防御率2.51、4勝3敗、奪三振45と優秀な成績を残している。マイナー通算では4年間で48試合登板(39先発)、221回1/3を投げて防御率2.48、15勝12敗、奪三振191。圧倒的な若さで将来の先発ローテーション入りを狙う。
 
 スチュワートは2015年からフィリーズ傘下マイナーに在籍する21歳。昨季はA級で20試合に先発、113回2/3を投げて防御率2.06、8勝1敗、奪三振90と圧倒的な数字を記録した。マイナー通算では4年間で56試合登板(40先発)、239回を投げて防御率3.20、15勝6敗、奪三振203。まだA級での成績とはいえ、サンチェスとともに将来のエース候補として期待される。
 
 昨季のマーリンズは63勝98敗、勝率.391。首位と26.5ゲーム差でナショナル・リーグ東地区最下位に沈んだ。若手の台頭で黄金期到来なるか。3人の新戦力にも大きな期待がかかる。



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