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ザック・ブリットンがザック・ブリットンに改名? ”K”の文字に投手ならではのこだわり

2019/02/08

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 ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となり、新たに契約を交わして残留を決めたザック・ブリットン投手が、自身の名前のスペルを変更することを発表した。7日(日本時間8日)、米メディア『Cut 4』がブリットンのツイートを紹介して伝えた。
 
 ブリットンは2011年にボルティモア・オリオールズでメジャーデビュー。3年目までは先発投手を務めたが、4年目の2014年に中継ぎに専念すると、71試合登板を果たすなど一気に能力が開花。昨季途中にヤンキースに移籍し、今オフはFAとなっていたが、再契約を交わして残留を決めていた。昨季成績は41試合登板、40回2/3を投げて防御率3.10、2勝0敗7セーブ、奪三振34だった。通算で331試合に登板している経験豊富な救援左腕だ。
 
 そんなブリットンだが、これまでの名前の表記は”Zach Britton”。名前の最後の”H”を”K”に入れ替え、今季からは”Zack Britton”に変更する。『Cut 4』は、「投手は”H”(ヒット)よりも”K”(三振)を好むから」と理由を紹介した。なお、発音の変更は一切ないという。
 
 名前を変えたメジャーリーガーはこれまでにもいた。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手はマイク・スタントンと名乗っていたが、2011年に現在のジャンカルロに変更した(いずれも本名)。テキサス・レンジャーズ、シンシナティ・レッズなどを渡り歩き、2017年に引退したエディソン・ボルケス投手は、2007年から”Edison”を”Edinson”に変更。また、ボルケスは全く違う名前を名乗り、年下の別人になりすましてプレーしていたこともあるという。
 
 自身もツイッターを更新し、この事実を発表したブリットン。今季はより被安打を少なく、奪三振を増やして大活躍となるだろうか。リベンジに燃えるヤンキースの救援陣を支える大車輪の活躍が期待される。



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