大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » キンブレル、リンドーアが1位に選出 MLBポジション別ランクの中継ぎ&遊撃部門が発表

キンブレル、リンドーアが1位に選出 MLBポジション別ランクの中継ぎ&遊撃部門が発表

2019/02/10

text By

photo

Getty Images



両ポジションともに超豪華、遊撃はプエルトリコ・コンビで1、2位

 米メジャーリーグ専門チャンネル『MLBネットワーク』が9日(日本時間10日)、2日(同3日)に発表した各ポジションごとの現在のベスト選手を示したランキングについて、その時点で未発表だったリリーフ投手と遊撃手部門を改めて発表した。
 
 ランキングは過去2年間の攻撃、守備のそれぞれの指標やデータに基づいて独自に作成されたもので、単純に防御率やセーブ数、打率や本塁打数、打点などの数値だけで位置づけたものではない。リリーフ投手、及び遊撃手のそれぞれの上位10選手は以下の通りとなっている。
 
<リリーフ投手>
1位 クレイグ・キンブレル(レッドソックスからFA)
2位 ショーン・ドゥーリトル(ナショナルズ)
3位 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
4位 エドウィン・ディアズ(メッツ)
5位 ブレイク・トライネン(アスレチックス)
6位 フェリペ・バスケス(パイレーツ)
7位 チャド・グリーン(ヤンキース)
8位 アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
9位 ホセ・レクラーク(レンジャーズ)
10位 ブランドン・モロー(カブス)
 
<遊撃手>
1位 フランシスコ・リンドーア(インディアンス)
2位 ハビア・バイエズ(カブス)
3位 トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
4位 マニー・マチャド(ドジャースからFA)
5位 アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)
6位 カルロス・コレア(アストロズ)
7位 コーリー・シーガー(ドジャース)
8位 ポール・デヨング(カージナルス)
9位 ジーン・セグーラ(フィリーズ)
10位 ディディ・グレゴリアス(ヤンキース)
 
 リリーフ投手は、現在ボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)となっている、昨季42セーブ、通算で333セーブを誇るキンブレルが1位に選出された。その他にも、昨季38セーブ、防御率0.78をマークしたトライネンや、メジャー最多の57セーブを挙げたディアズがランクインするなど、錚々たるメンバーが名を連ねることとなった。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、このランキングを受けて「キンブレルは現在所属チームが決まっていないが、過去2年間のパフォーマンスを考えるとそれは影響しない。しかし、もしヘイダーやディアズ、トライネンが2018年に見せたプレーを今季も再現することができれば、彼らは1年後にはトップに座る可能性がある」と解説している。
 
 そして遊撃手においては、メジャートップタイとなる129得点をマークするなど走攻守に置いて優れた成績を収めているクリーブランド・インディアンスのリンドーアが1位に選出。2位にはリンドーアと同じくプエルトリコ出身のバイエズ、5位にはロサンゼルス・エンゼルスで巧みな守備力で貢献しているシモンズが入った。今オフのFA市場で目玉の1人なっているマチャドも4位と、こちらも豪華な顔ぶれが揃っている。
 
 『MLB.com』は、1位になったリンドーアについて「(右ふくらはぎの負傷で)開幕戦は逃すかもしれないが、プレーは卓越し一貫性があり、昨季リーグ最優秀選手(MVP)の投票で2位となったバイエズを抑えている」と評価した。負傷によって復帰まで最大で9週間となっているリンドーアだが、順調に回復し今季もランキング通りに持ち味を生かしたプレーで盛り上げてほしいものだ。



error: Content is protected !!