ダルビッシュ、マウンドから45球熱投! 自身初、英語でインタビューに答える場面も!
2019/02/11
Getty Images
シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が順調に調整を進めている。米メディア『WGN-TV』のスティーブ・ショイアー氏は10日(日本時間11日)、自身のツイッターを更新し、ダルビッシュが英語でインタビューに答える様子の動画を投稿した。
ダルビッシュは2012年、テキサス・レンジャーズでメジャーデビュー。16勝を挙げた初年度から3年連続二けた勝利を挙げ、2013年には奪三振277で最多奪三振のタイトルを獲得した。2015年に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、2016年8月に復帰を果たした。2017年には世界一を狙うロサンゼルス・ドジャースに移籍し、地区シリーズ・リーグ優勝決定シリーズでも好投を見せたが、ワールドシリーズでは結果を残せなかった。
オフにフリーエージェント(FA)となると、カブスと6年総額1億2600万ドル(約138億5000万円)の大型契約を結んだ。8試合に先発登板、40回を投げて1勝3敗、防御率4.95、奪三振49を挙げたが、再び右ひじを故障し、その後の登板はなかった。
怪我からの復帰を目指す今オフは、これまで続けてきた激しい筋力トレーニングを一時封印したり、元々不得意だったという股割りのストレッチを徹底するなど、様々なアプローチでリハビリを継続。自身のインスタグラムで公開したブルペン投球の映像からも、順調な仕上がりぶりが見て取れた。
ショイアー氏はツイッターで、「ダルビッシュ有がマウンドから45球を披露。状態は非常に良さそうだった」とした。また、ツイートに添えた動画では、ダルビッシュが英語でインタビューに受け答えするシーンも映っている。動画では、「昨年はカブスのために何もできなかった。支えてくれるファン、そしてこのチームが大好きなので、シカゴ、そしてカブスのために今年は貢献したいです」と流ちょうな英語で語ってみせた。
ダルビッシュ自身もこのツイートを引用リツイートし、「初めてテレビ取材で英語を話しました!勉強してないんで文法とか細かいことはわかりませんが、伝わればいいや精神でトライしてみました^_^」と紹介。長いアメリカ生活の中で、必死に周りに溶け込む努力を積み重ねていることがわかるシーンとなった。
世界一の栄冠へ。カブスの挑戦のカギになるのは”NPB最強右腕”の復活に他ならないだろう。