ヤンキースはマチャドから撤退せず「チェックし続けている」 積極補強のフィリーズも有力
2019/02/12
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NYY、PHI、CWSの三つ巴状態が続く
フリーエージェント(FA)市場の目玉選手であるマニー・マチャド内野手について、ニューヨーク・ヤンキースが獲得レースから撤退していないことなど新たに複数の情報を米公式サイト『MLB.com』が11日(日本時間12日)、伝えている。
米メディア『SNY』のアンディ・マルティーノ記者が11日(同12日)に伝えたのは「ヤンキースは春季キャンプ開始の準備をしているが、フロントは依然としてマチャドをチェックし続けている」という情報だ。
さらに、同記者は「マチャドは(移籍候補に)シカゴ・ホワイトソックスとフィラデルフィア・フィリーズを残した。しかしそこにヤンキースもまだ残っている」とも付け加えている。
ヤンキースは9日(同10日)にマチャドに対し7年あるいは8年で総額2億2000万ドル(約242億円)のオファーを出したことが報じられていた。マチャドの希望額より少ないとされているがヤンキース移籍の可能性はまだ残っているようだ。
またマルティーノ記者は“ある”球団GMは「(同じくFA市場目玉選手の)ハーパーはパドレス、マチャドはフィリーズだ」と予想していると発表した。
フィリーズについてはまだマチャドに正式なオファーを出したと報じられていない。しかし、オフにJ.T.リアルミュート捕手を獲得するなど大補強を続けている同球団が補強の手を緩めずに獲得する可能性も高く、予想は的中するかもしれない。
シカゴ・ホワイトソックスが総額で史上4番目となる8年2億5000万ドル(約275億円)の巨額オファーを出したと報じられていたマチャドだが、引く手数多の状態はいつまで続くのだろうか。