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レッドソックス、ナックル使いの右腕はリリーフ常駐 指揮官も期待「彼は“10月の男”になる」

2019/02/17

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オフに2年連続で左膝手術、起用法に本人も納得「問題ない」

 ボストン・レッドソックスの右腕スティーブン・ライト投手が、今季中はシーズンを通じてリリーフとして戦うことになりそうだ。米公式サイト『MLB.com』が16日(日本時間17日)、伝えている。
 
 ライトはクリーブランド・インディアンス時代の2011年にナックルボーラ―に転身すると、レッドソックス移籍後の2013年にメジャーデビュー。2015年は9試合に先発、翌2016年には24登板すべてに先発し13勝(6敗)を挙げる活躍を見せた。
 
 しかし昨季は20登板で4先発にとどまり、3勝1敗、防御率2.68。そしてシーズン終了後に2年連続となる左膝の手術を受け、今季の復帰に向けてリハビリを続けていた。
 
 同サイトによれば、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「彼がブルペンにいることが我々にとって武器になる」とコメント。さらに「これは“チェンジ・オブ・ペース”だ。我々は10月の戦いについて話し合い、誰もが彼を“10月(ポストシーズン)の男”になると考えている」と、リリーフとして起用するライトをワールドシリーズ連覇へ向けた大切なピースとして考えていることを明かした。
 
 指揮官の考えに応えるように、ライトも「リリーフとなるのは私にとって問題はない。打者の誰もが試合で95マイル(約153キロ)の球を見慣れているが、ナックルボーラ―である自分は他の皆より20マイル(約32キロ)も遅い球を投げている」と話し、打者の目線を変えることができることを利点として、リリーフ投手として貢献していくことに前向きな姿勢を示している。
 
 昨季は5年ぶりのワールドシリーズ制覇に沸いたレッドソックスだが、今季はナックルボーラーが常にブルペンに控えることで、さらなる強みが加わることになる。

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