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トラウト、エンゼルスとの契約延長は「話したくない」 20年オフにFAなら争奪戦必至

2019/02/19

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14年に結んだ6年契約は残り2年「将来は予測できない」

 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、2021年以降の契約について「それについてコメントしたくない」と閉口。球界屈指のスター選手の動向が注目されている。米公式サイト『MLB.com』が18日(日本時間19日)、伝えている。
 
 2012年に最優秀新人選手賞(新人王)に選出されたトラウトは、2014年に6年1億4450万ドル(約159億円)の大型契約を結んだ。そして2014年から2018年の5年間で2度の最優秀選手賞(MVP)を受賞。その間の通算成績を打率.303、178本塁打、452打点とし、球団の期待に応えている。
 
 この6年契約は今季を入れて残り2年となっているが、この日2021年以降の契約について「今はシーズンの準備をしているんだ。それについてはコメントしたくない」と話し、将来に向けた意思について言葉を濁した。
 
 一方で、球団オーナーであるアート・モレノ氏は、トラウトについて「我々は内々で議論している。彼ら(トラウトと代理人)がどのように感じているかコミュニケーションを取る」とコメント。エンゼルスを代表するフランチャイズ・プレーヤーとして活躍を続けるトラウトと今後も積極的に話していく姿勢を示している。
 
「将来は予測できない」と話している球界屈指のスター選手、トラウト。ニュージャージー州で育ち、フィラデルフィアのスポーツチームのファンであることからフィリーズへの移籍も噂されている中、今後エンゼルスがどのようなアプローチを仕掛けていくのか注目される。もし契約延長とならず2020年オフにFAになれば、フィリーズを含めて争奪戦は必至となるだろう。

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