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マチャド、パドレス入りで遂に決着! 米スポーツFA史上最高額10年330億円で合意

2019/02/20

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新天地では三塁手起用が濃厚、名手復活へ

 連日フリーエージェント(FA)市場を賑わせていたマニー・マチャド内野手がサンディエゴ・パドレスと遂に契約合意に至った。米公式サイト『MLB.com』が19日(日本時間20日)、伝えている。
 
 同サイトのマーク・フェンサンド記者が伝えた情報によると、マチャドとパドレスは10年3億ドル(約330億円)+5年目終了後のオプトアウト権利で合意。5年目が終了した時点でマチャドは契約を破棄してFAになることができる。なお、身体検査がまだ行われておらず球団からの公式発表はされていない。
 
 金額は17日(同18日)に報道された8年2億5000万ドル(約275億円)を大きく上回るものに。2007年にアレックス・ロドリゲス氏が結んだ10年2億7500万ドル(約304億円)を超えてFAでは米国スポーツ史上最高額となった。
 
 マチャドは162試合に出場し打率.297、37本塁打、107打点、14盗塁。前半は守備が不調だったが、7月にボルティモア・オリオールズからロサンゼルス・ドジャースに移籍すると上り調子の傾向を見せていた。
 
 同サイトは、「パドレスには球団期待の若手有望株フェルナンド・タティスJr.内野手がおり、タティスを遊撃手としてプレーさせる方針がある。そのためポジションが重なるマチャドは三塁手として起用される見通しだ」とも伝えている。
 
 昨季は本格的に遊撃手に挑戦したマチャドだが、三塁手としてはこれまでにゴールドグラブ賞を2度獲得(2013年、2015年)。広い守備範囲と自慢の強肩を活かし数々の名プレーを生み出していた。今季は新天地で再び名手ぶりが見られることになりそうだ。
 
 FA市場の目玉だったマチャドだが、遂に新天地を見つけた。これを受けて、もう1人の目玉選手であるブライス・ハーパー外野手も決断が早まるかもしれない。今後はハーパーの移籍先に注目が集まりそうだ。



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