前田健太とも好相性! ド軍バーンズが正捕手定着へ 課題の打撃も「かなり自信がある」
2019/02/20
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リアルミュート獲得ならず、正捕手候補として期待
ロサンゼルス・ドジャースのオースティン・バーンズ捕手がオフの過ごし方などについて語った。 米メディア『DODGER BLUE』が19日(日本時間20日)、伝えている。
フリーエージェント(FA)でヤスマニ・グランダル捕手がミルウォーキー・ブリュワーズと契約し、今季は正捕手としての起用が想定されるバーンズ。オフの過ごし方や今季に向けての自信などについて語っている。
同メディアによるとバーンズは「かなり自信を感じている。ロブ氏(ロバート・ヴァン・スコヨック打撃コーチ)と練習し、球場へ通い彼と打撃練習を続けた。自信はあるしスイングもよくなって嬉しいよ」とコメント。オフにハードな練習に取り組んだことを明かし、打撃改善に自信を覗かせた。
昨季は100試合の出場で打率.205、4本塁打、14打点と前年から成績を落としていたバーンズ。しかし元々は選球眼の良さは変わっておらず、打率と出塁率(.329)には大きな差があった。練習の成果により打率が上がれば好打者復活となりそうだ。
さらにドジャースがJ.T.リアルミュート捕手(現フィラデルフィア・フィリーズ)など別の捕手の獲得を計画していたことについては「この状況では自分でコントロールできることしかできない」と述べ、バーンズ自身ではどうにもならない球団の補強事情には耳を貸さず、鍛錬に取り組んでいたことを明かしていた。
今季の活躍が期待されるバーンズだが、実はフレーミングが上手く守備にも優れており、昨季はDRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)でプラス10点を記録。控え捕手として434回2/3しか守らなかったことを考えればその優秀さが際立っている。
また、前田健太投手とも昨季は相性が良く、12試合でバッテリーを組み防御率は2.31。グランダルと組んだ場合は27試合で4.58だっため、組んだ回数自体に差はあるものの明らかにバーンズの方が相性が良かった。新加入のラッセル・マーティン捕手などライバルもいるが、今季はバーンズが攻守に何度も投手を救うことになりそうだ。