ハーパー、ドジャース入りの可能性も! ロバーツ監督らが交渉を行ったことを認める
2019/02/26
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ロサンゼルス・ドジャースは、フリーエージェント市場最大の目玉、ブライス・ハーパー外野手との移籍交渉を進めている。24日(日本時間25日)夜に、デーブ・ロバーツ監督、スタン・カステンCEO、アンドリュー・フリードマン編成総責任者らと直接交渉の場を持ったようだ。25日(同26日)、公式サイト『MLB.com』が伝えた。
ハーパーは今オフFAとなっている強打の外野手で、通算7年で打率.279、184本塁打、521打点を記録している。”選ばれし者”の異名を持ち、学生時代から常に注目を浴びてきた大砲だ。多数の球団が10年・3億ドル(約332億円)規模の契約を持ちかける中、オープン戦の始まる現時点でも今季の所属先は決まっていない。
現時点の獲得有力候補はフィラデルフィア・フィリーズ、古巣ワシントン・ナショナルズ、ニューヨーク・ヤンキース、シカゴ・ホワイトソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツなどの名前が挙がっているものの、契約締結にはまだ時間がかかりそうな状況だ。
そんな中、ロサンゼルス・ドジャースも争奪戦に加わっていることが報じられた。『MLB.com』によれば、ロバーツ監督、カステンCEO、フリードマン編成総責任者ら球団の重要人物が直接ハーパーとの交渉に乗り出している。ロバーツ監督は取材に答え、「とても良い時間を持つことができた。重要なことは互いを知る作業だ」とコメント。
また、昨年オールスターゲームでナショナル・リーグを率いた際には言葉を交わしており、「一流選手の中の一流選手。そして、家族を大切にする素晴らしい男だ」と、ハーパーという人物についても絶賛した。
細かいオファーの内容にはまだ言及されていないものの、巨大戦力を誇るドジャースが本気で参戦すれば超高額・長期の大型契約を持ちかけることはほぼ確実。契約合意に至れば、2年連続ワールドシリーズ敗退からの巻き返しを誓う強豪が一気に強化されることとなる。