大谷翔平、ブルペンで打席入り! 打者としての復帰に向け一歩前進
2019/02/28
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、ブルペンで打席に入り、味方投手陣の球を見て目を慣らす調整を行った。昨年10月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けて以来、打者として今季の復帰を目指してリハビリ中だが、好感触を掴んだようだ。公式サイト『MLB.com』が同日、伝えた。
大谷は昨年メジャーデビューし、投手として4勝2敗、打者として打率.285、22本塁打、61打点を挙げてアメリカン・リーグ新人王に輝いた”二刀流”。しかし、右ひじの故障を繰り返しており、オフに入った10月1日(同2日)にはトミー・ジョン手術を行った。打者として今季の復帰、投手としては来季以降に復帰を予定しており、慎重な調整を続けている。
スプリング・トレーニング開始後は試合を見学したり、ティー打撃を取り入れたりと徐々に実戦復帰に向けて動いているが、27日(同28日)には2度目となるブルペンでの打席入りを行った。昨年ブレイクし、10勝を挙げたジェイミー・バリア投手の投球練習の際に打席に立ち、目を慣らした。
マシンの球を見る練習は継続してきた大谷だが、タイミングや投手との距離感といった、実際の投手でないと練習しづらい要素に絞って打席入りした。その後はティー打撃で約40スイングを行い、ゆっくりと着実に実戦復帰に照準を合わせている。
まずは打者として万全の状態を目指す大谷。世界中の注目する”二刀流”の復活に向け、一歩ずつ前進している。