MLBが独立リーグと提携して進める新たな改革。マウンドが遠くなり、ロボットがストライク・ボール判定?
2019/03/01
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ALPBでは日本人選手もプレー
ALPBは米国東海岸を中心に2リーグ8チームで形成されるリーグだ。レギュラーシーズンは4月から9月までの140試合と長く行われ、いくつかある米国内の独立リーグの中でも最高峰のレベルだとされている。数多くの元メジャーリーガーやマイナーリーガーが在籍し、このリーグでプレーした後にMLBに移籍または復帰するケースも多い。ALPBの公式サイトでは、過去22年間に900人以上の選手をMLB組織に送り込んだとしている。
過去にALPBに所属した日本人選手の名を挙げると、元メジャーリーガーのマック鈴木氏と大家友和氏、日本プロ野球からも仁志敏久氏、田中一徳氏、坪井智哉氏、渡辺俊介氏と錚々たる名前が続く。昨シーズンは元横浜DeNAベイスターズの久保康友投手と、NPBを経由せずに独立リーグからのメジャーリーガーを目指す安田裕希内野手がALPBでプレーした。安田は現在パーム・スプリングスで開催中のカリフォルニア・ウィンターリーグで監督として参加している。
今シーズンのALPBで導入される新たなルールとテクノロジーの内容は数週間のうちに両リーグから正式発表される見通しだ。
角谷剛
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