アストロズ・ブレグマン、FA前の長期契約に「興味がある」 アレナドらの決断に好意的
2019/03/01
Getty Images
ヒューストン・アストロズのアレックス・ブレグマン内野手は、フリーエージェント(FA)となる前に同球団と長期契約を結ぶという選択肢に前向きなようだ。24歳の三塁手は、先日8年・2億6000万ドル(約290億円)でコロラド・ロッキーズと契約延長したノーラン・アレナド内野手らの決断に共感している。公式サイト『MLB.com』が2月28日(日本時間3月1日)、伝えた。
ブレグマンは、2016年にメジャーデビュー。三塁のレギュラーに定着した2年目には打率.284、19本塁打、71打点と一気に成長を見せると、昨年はメジャー史上初めてとなる「50二塁打・30本塁打」を記録し、100打点、100得点も同時に達成。得点圏でのOPSメジャートップの勝負強さでアストロズ打線を牽引した。
そんなブレグマンだが、アストロズは早くもFAを見据え、早い段階での長期契約を結んでおきたい考え。ブレグマン自身も取材の中で長期契約の可能性について「興味がある」と語っており、時期がくれば話はスムーズに運びそうだ。
また、ブレグマンはロッキーズと大型契約を結んだアレナドを例にとり、「選手にとっても、その家族にとっても、チームにとっても非常に良い選択肢。アレナドのような選手は早い段階での長期契約に値するし、そういった決断をした選手たちの話を聞いてみたい」とも語っている。
停滞する近年のFA市場に出ることの不安定性を避け、愛着のあるチームに長く在籍することが新たなトレンドとなるかもしれない。