ヤンキース、今年も本塁打記録更新へ 大砲ジャッジ「健康ならば打ち破れる」
2019/03/04
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ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、昨季打ち立てたシーズンでのチーム本塁打記録の更新に自信をみせている。米メディア『Newsday』が3日(日本時間4日)、伝えている。
近年は本塁打の増加が著しいメジャーリーグだが、その中でも昨季のヤンキースは特別だった。9月29日(同30日)のボストン・レッドソックス戦ではグレイバー・トーレス内野手がチーム265本目の本塁打を放ち、シーズンでの最多本塁打記録を更新。その後、267本まで数字を伸ばした。
大記録を打ち立てたヤンキースだが、チームの主砲は早くも記録更新に自信をみせている。同メディアによるとジャッジは「チーム全体が健康ならば、僕たちは昨季の記録を打ち破ることになるだろう」とコメント。今季のヤンキース打線は、より強力であることを示唆した。
ジャッジは、2017年に52本塁打を放って満票で新人王を獲得。昨季も順調なペースで本塁打を放っていたが、7月に死球を受け、右手首を骨折。約2カ月間の欠場を余儀なくされ、シーズンは不本意な結果に終わっていた。
しかし、ポストシーズンでは5試合で3本塁打を記録。完全復活した姿をみせており、コメント通り健康を保てれば記録更新への大きな原動力になりそうだ。また、ヤンキースには昨季途中加入ながら移籍後39試合で14本塁打を放ったルーク・ボイト内野手が開幕からチームにいる。ボイトが昨季の活躍を再現できれば記録更新に大きく近づくに違いない。
今季もヤンキースは、空中戦では負け知らずのチームとなりそうだ。