前田健太、OP戦2度目の登板は2回3失点 2ラン被弾も次回登板に向け前向き
2019/03/04
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ロサンゼルス・ドジャースは3日(日本時間4日)、テキサス・レンジャーズとオープン戦で対決。ドジャースは前田健太投手が先発し、2回を投げて3失点(勝ち負けつかず)の結果だった。試合はドジャースが6-3で逆転勝利を収めた。
前田は初回、1番・指名打者のハンター・ペンス外野手にストレートの四球を与えると、続くウィリー・カルフーン外野手は中前安打。ノマー・マザーラ外野手の打席はフィルダースチョイスとなり、1点を先制された。さらに4番マット・デビッドソン内野手には左翼席に飛び込む2点本塁打を浴び、いきなり3点を失う立ち上がりとなったが、その後はサードゴロ、三振に斬って初回を終えた。
初回こそ不安定だったものの、2回は立ち直った前田。先頭のエリ・ホワイト外野手、アンディ・イバネス内野手を二者連続の空振り三振。ともに3球で仕留める快投ぶりを見せ、最後はホセ・トレビーノ捕手をセンターフライに打ち取ってわずか7球で2回を投げ切った。
試合はその後、ドジャースが2回裏に1点、3回裏に4点を奪って逆転。6回裏にも1点を追加した。投手陣はレンジャーズ打線を無失点に抑え、そのまま6-3で勝利した。
前田は2回、打者9人と対決。23球(うちストライク16球)を投じて被安打2、被本塁打1、与四球1で3失点(自責点3)だった。だが、二者連続を奪った2回の投球には本人も手ごたえを感じており、自らのインスタグラムで「3失点しましたが少し修正できて、課題も出てたので、次に向けてしっかり調整したいと思います」とコメントした。
次回登板に期待を持たせる投球内容の前田。開幕に向け、調整は最終段階に入っていく。