レッドソックス、長期離脱のペドロイアが遂に復帰へ 膝手術から回復「今すぐプレーできる状態」
2019/03/06
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医療チームによる全てのテストで合格
戦列から長期離脱していたボストン・レッドソックスのダスティン・ペドロイア内野手が、7日(日本時間8日)のミネソタ・ツインズとのオープン戦に出場することになった。米スポーツ専門サイト『ESPN』が6日(同7日)、伝えている。
レッドソックスの正二塁手として長く活躍してきたペドロイアは、2017年10月に左膝手術を受け、リハビリを経て昨季は5月に3試合出場。その後再び故障者リスト(DL)に入り復帰へ向けて調整を続けていた。
同サイトによると、レッドソックスのアレックス・コーラ監督はペドロイア本人から「今すぐプレーできる状態にある」とメールで報告を受けたという。
手術明けで尚且つ長期離脱していたことで、チームは慎重な姿勢からすぐに全盛期のような活躍は期待していないとされているが、球団の編成総責任者であるデーブ・ドンブロウスキ氏は「彼は復帰に向けて非常に健康な状態。医療チームから全てのテストで合格を受けている」と回復具合に納得のコメントを残している。
2007年の最優秀新人賞(新人王)、2008年のアメリカン・リーグ最優秀選手賞(MVP)をはじめ、通算4度のオールスターゲーム選出とゴールドグラブ賞受賞を誇るペドロイア。メジャー13年のキャリアで通算1803安打、140本塁打、724打点、138盗塁、打率.300と実績は申し分ない。
チームの二塁手にはブロック・ホルト内野手やエデュアルド・ヌニェス内野手などがいるが、現在35歳のペドロイアが本格的な復活を見せることができれば、ワールドシリーズ連覇へ向けて大きな戦力となりそうだ。