ハーパーが親友トラウトをフィリーズに勧誘 13年契約を結んだスターが誓う“常勝軍団”への思い
2019/03/06
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「来たくないのであれば、来なくても良い。だけど…」常勝へ強気かつ本気の姿勢
「フィリーズに来たくないのであれば、来なくても良い。だけどチームの勝利のため、そして常勝軍団を実現するためには最高の選手が必要だ」と話すハーパー。組織の一員としてキャリアを懸けてフィリーズを世界一のチームにしていこうとする強い姿勢は本物のようだ。
このハーパーの姿勢に、ゲーブ・キャプラー監督も「ブライスは真のチームプレーヤーだ。彼は自身がこのチームに何をもたらすことができるかを考えているだけではない。彼はチームメイト全員について常に考えている。さらに、我々が改善していくためのあらゆる方法も考えている。私は彼のその精神を非難しない」と大きな期待を寄せている。
トラウトは現時点でエンゼルスと契約延長をするのか、それともFAとなる道を選ぶのかコメントを避けている。残り2年でじっくり考える姿勢を示している状況だ。
トラウトの獲得にはハーパーを超える大型契約が必要とされているが、ハーパーの力があれば、2021年シーズン開幕時、フィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークの外野にはハーパーとトラウトが並んで守っているというオールスターゲームでも実現していない夢のような風景が見られるかもしれない。