菊池雄星、3度目のオープン戦で4回2失点 序盤苦しむも修正で上々の内容!
2019/03/08
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シアトル・マリナーズは7日(日本時間8日)、シンシナティ・レッズとオープン戦で対決。マリナーズは菊池雄星投手が先発登板し、4回5安打2失点(自責点2)の内容で降板した。試合はその後、マリナーズがリードして中盤に入っている。
菊池は初回、右前安打、四球でピンチを迎えるが、マット・ケンプ外野手からは空振り三振。続くヤシエル・プイーグ外野手にはピッチャー返しの不運な内野安打で満塁とされた。さらに、5番・セカンドのスクーター・ジェネット内野手にレフトへの犠牲フライを許して失点。後続は断ち、初回を1失点で終えた。
続く2回の先頭はデレク・ディートリック外野手。2球目が甘く入り、右中間への完璧な本塁打を浴びた。その後は打者3人をいずれも初球で内野ゴロに仕留めただけに、この1球が悔やまれる結果となった。
菊池は3回先頭、ジョーイ・ボットー内野手を内野ゴロ。その後内野フライで2死とするが、プイーグには鋭い当たりで左翼線を抜かれ二塁打を浴びた。続くジェネットはレフトへの大飛球を放ったが、イチロー外野手がこれをフェンスにぶつかりながら好捕し、菊池は3回を無失点で終えた。
4回もマウンドに上がった菊池。先頭打者は直球で押し、最後は内角高めの力強いボールで空振り三振を奪った。2回に本塁打を許したディートリックには左前安打を許したが、続く打者をショートゴロ併殺打に抑えて危なげなく切り抜けた菊池。この回は打者3人で無失点に抑えた。
菊池は4回を投げ切って降板。被安打5、与四球1、奪三振2、被本塁打1で2失点(自責点2)。これでオープン戦の防御率は4.00となり、開幕投手争いに一歩前進といった形になった。