エンゼルス、プホルスはDHか一塁か 新加入ボーアと大谷翔平が与える影響は大
2019/03/08
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ロサンゼルス・エンゼルスは今季、“二刀流”大谷翔平投手が打者専念であることや、一塁手ジャスティン・ボーアの加入により、アルバート・プホルス内野手の起用法が注目を集めている。『MLB.com』が7日(日本時間8日)、報じた。
プホルスは昨季通算3000安打を達成した、今季39歳シーズンを迎える大ベテラン。2014年以降、指名打者(DH)としての出場が増え、守備機会は減少傾向にあったが、大谷の加入によって昨季は一塁手として70試合に出場した。シーズンを通しては117試合に出場して、打率.245、19本塁打、64打点の成績だった
同記事内では、早くても5月にDHとして復帰見込みの大谷と、今オフにフィラデルフィア・フィリーズから移籍してきた一塁手ボーアの名前を挙げ、「2019年のプホルスのポジションは、二人のチームメイト、大谷とボーアの存在が大きく影響するだろう」との見方を示した。また、プホルスを一塁で見ることは通常より多くなる可能性が高いとしている。
昨年8月末の左膝手術を受けたプホルス。膝の状態に問題はないことを強調しており、スイングを許可された12月以降も、例年同様の調整方法をつづけている。プホルスは、今後のオープン戦を含めた調整について、「みなはいい結果を望むだろうが、私は結果に一喜一憂はしない。私は自身ができることをして、準備するだけだ」とコメントしている。
今後は8日(同9日)ホワイトソックス戦でDHとして、10日(同11日)のシアトル・マリナーズ戦では5イニング一塁手として出場を予定。メジャー屈指のベテラン強打者のこれからにも目が離せない。